神社での邪気対策

神道と言うのは清浄を重んじ、当然に邪気を嫌います。

ちなみに穢れを落とす禊(みそぎ)と言う概念は、悪いものは切り棄てると言うことです。
汚職などをした政治家の先生が選挙で禊をしたと言うような表現は間違いです。その先生自身を切り捨ててしまうのが、本来の禊の概念です。

さて、邪気から守る為に神社は様々な事をしています。古くからの都市計画(平城京や平安京など)は風水を利用して、主要な神社を邪気から守る配置になっていました。邪気から守る為にまたその為の神社を設置したりしていました。

このように神様を邪気から守ると言うことが非常に重視されています。
神聖なもの、力のあるものは邪気から守らなければならないのです。神様だから平気と言うことでは無いのです。

別項目で開運にはまず邪気避けが一番大切で、良いものがあっても邪気があったら逆効果だと書きました。
その事です。多くの皆さんが誤解をしている部分です。正義の味方のスーパーマンがいるとしても、病気に冒されていたらどうでしょう。邪気にさらされていたらどうでしょう。

その為に神社では結界を張ります。よくあるしめ縄は結界の位置を示すもので、結界そのものではありません。(現代ではしめ縄は装飾的な意味合いが強くなって来ていて必ずしも結界の位置を示さない場合もあります。)
神社の結界は様々なもので作りますが、結界については別項目で言及します。

神社には結界があっても、参拝する人々によって邪気が持ち込まれます。その為に通常、神様の鎮座する場所と一般的な参拝の場所と区別されています。本殿と参拝の社との間に距離を取っています。

持ち込まれる邪気の多くは、勝手な願望です。利己的な願いで、欲望です。
それも邪気なのです。(念のため。願望を持つなと言うことではありません。願望は大いに持って下さい。ただ、たとえばですが、誰かに、奥さんや旦那さんにでも、あれが欲しい、こうして欲しいとか身勝手な事を何度も言っていたら、聞いている方はうんざり、イライラしますよね。それと同じことで、こう言う種類のものも邪気なのです。)

神社には午後からの参拝は避けると言うことが、古い時代には言われていた事があります。
なぜなら参拝した多くの人々からそのような邪気が持ち込まれ、境内に一杯になりやすいからです。やがて清浄な気で清められた早朝や午前中に参拝するのが良いという訳です。

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