占いについて

世界最古の占いって、何でしょう。おそらく棒を投げて行き先を占ったり、石を投げて吉凶を判断したと言う事なのでしょう。

人は占いが好きと言うより、必要に迫られて使ったと言う感じだと思われます。
なぜなら、運命には、表面上の論理性が無いからです。

合理的な思考から導き出された事が、その通りに成らないと思われる事が多過ぎるからです。そして、偶然と思われることで運命が変わる事が多いからです。で、突き止めようとする訳です。

すると、意外に関連性があることが見つかったりします。たとえば、天体の動きや生年月日と人生には、直接には関連性が無さそうですが、何か相関があったりする事象もある訳です。なぜそうような物との関連を調べるかと言えば、情報として入手し易いからです。入手し易い情報で統計を取っているとも言えます。

この宇宙は一つのシステムで、系なのですね。本来、無関係な物はないのです。

複雑系理論に、バタフライ効果と言うものがあります。風が吹けば桶屋が儲かると言うような一見関連がないものが、その事象の原因だったりする現象を言います。

拳銃を人に向けて打つと、人が死ぬと言うのが科学です。
どこかで銃声がしたら、人が死んだだろうと言うのが占いです。

本質的な原因とは別のところで、推定しているのが占いです。又は隠れた本質から生まれる結果を統計的に判断しているのが占いです。

ですから、占いと言うのは当る場合もあり、当らない場合もあります。
銃声がしても当らなかった場合もあり、銃声そのものが、只の似た音だったかも知れません。

基本的に、占いに囚われるのは間違いです。しかし、参考になる場合もあります。
どんなに思考を凝らして判断しても、想定出来ない事象が多過ぎます。世の中の方程式が明らかになっていないからです。

東洋系と西洋系

東洋系の占いの多くは、その背景に東洋哲学があります。哲学的な宇宙論から、占いが組立てられています。西洋系の占いは、統計学的な要素が強いようです。

たとえば、西洋占星術は、東洋占星術をお手本にしています。しかし、その方針と言うものがかなり違います。

東洋占星術では、陰陽五行説を現す五つの星で占います。
必要なのは、水星、木星、金星、火星、土星で、冥王星も海王星も関係が無いのです。なぜなら宇宙を現象面から捉えた五元素が全てだからです。

西洋占星術では、統計的で実証的な要素が強いので、新しい法則と言うものが付け加えられたり、人によって判断が違ったりし易い訳です。

ですから、新しい星が発見されると関連を調べようとする訳です。
しかし、現在、地球の軸のぶれによって、13星座になっています。
従来の12星座によって占うか、13星座によって占うかの混乱もします。星占いは13星座?を参照。

また、西洋系の占いは、他の占いとの相互の関連性が薄いのですが、東洋系の占いは、多くの場合、相互に強い関連性があります。なぜなら、背景の哲学が同じだからです。
これを考えると、東洋系の占いでもっとも重視する要素と言うものが見えて来ます。

空亡について

一つは空亡という概念です。ほとんどの東洋系の占いに導入されています。算命学では、天中殺といい、六星占術では、殺界といいます。中国の影響が強いフランスではネアンと言ったりします。

東洋系の占いでは、空間を現す十干と時間を現す十二支で時空間を考えます。しかし、これを組み合わせると二つ余ります。時間があって空間が無い期間が出てしまうのです。これを空亡と呼びます。六星占術では、なぜか三年説を取っています。

ただ、これは哲学的な背景ですので、一概に恐ろしいという物でもありません。
占い師はどうしてもセンセーショナルな扱い方をしがちです。
空亡は空間という枠が無くなる訳です。基本的には吐出す、反転するという要素です。

占いを重視し過ぎると、選択肢を狭め、衰運を招きます。
もし、開運を考えて、押さえる物だけを押さえると言うならば、この空亡です。

この時期は、反転する、人のために生きる、違う自分になる、吐出す、散財する、別れる、膿みを出す、成した事が身に返るという時期です。壊れる要素がありますので、新しい事を始めるのは、不可とされています。
身に返る訳ですから、勉強するには良い時期です。

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