その他の電気製品の節電

その他の電気製品の節電

掃除機

サイクロン方式が、一種のブームです。
遠心力でゴミを捕捉しますので、紙パックが要らないので、節約にもなると言う説明がされる事があります。果たしてそうでしょうか。

サイクロン方式は排気が汚く、健康的上の問題がありました。そこで排気フィルターを設置する機種が多いようです。
ところが安いサイクロン方式の機種では遠心力による分離が充分でなく、実際には排気フィルターのつまりが早く、吸引力が低下します。またフィルターの粗悪なものは衛生的な問題を今だ抱えています。清掃で回復せず、フィルター交換になったりもします(修理扱いが多い)。

その詰まりの原因である、微細な塵もかなり補足できる遠心力の非常に強い機種は、(遠心力関連の周辺特許をほとんど押さえられていますので、現状では国内メーカーでは良いものを作ることは困難)外国製で、実売価格で6、7万はします。

初期投資の本体の購入代と紙パックの経費を総合的に考えると、適当な値段の紙パック方式の掃除機が、現状ではまだ合理的だと思います。
一万円以下の機種でも充分の吸引力があり、もし月に1度、紙パック代100円(安い市販品)を破棄するとしても、10年間で本体の購入代を含めて約2万円。排気もきれいですし、音もサイクロンよりもうるさくないはずです。
10年は使えるでしょう。ただ、紙パック方式は袋の抵抗が大きいので、吸い込み仕事率は大きければ大きいほうがよい(500W程度以上)と思いますが、安価なものでも今は大丈夫です。紙パック式掃除機の安い物を楽天で探してみる。
しかし、やはりサイクロン方式の吸引力に期待したいという方は、現状で満足出来るのはダイソンになるかと思います。
楽天でダイソンの安値を探してみる。

電気ポット

これはかなりの電気使用量になります。出来ればガスでお湯を沸かし、魔法瓶のポットで保温が望ましいと思います。どうしてもと言う場合は、内部のポットが保温材仕様でなく、魔法瓶仕様の電気ポットにして下さい。高めですが、保温の為の電気使用量で元は取れますよ。

やはりお湯沸かしは、保温の電気代を気にしなくても済む、その都度に必要量を涌かす電気ケトルがよろしいと思います。

電子レンジ

電子レンジは効率の良い機器です。マイクロ波で水分子そのものを振動させて熱にします。調理に多用しましょう。何よりも楽ですしね。一人分の炊飯などは、電子レンジを使いましょう。
電子レンジで炊ける一膳炊き

炊飯器

長時間の保温は電気代の無駄です。朝から昼まで程度の保温にして置きましょう。長くなるなら焚き直した方が合理的ですし、美味しいですよ。又は容器にいれて、電子レンジで温め直してもよいですね。
また、炊飯器は少し大きめの物で焚いた方が美味しく焚けます。電気使用量はマイコン制御の物であれば、昇降温を感知して、コントロールしますので、それほど変りません。

なるべく良いものを使い、美味しく焚きましょう。ご飯の味の半分は炊飯器で決まります。高いお米を使って、安い炊飯器で焚いていたら、何をしているかわかりませんよ。良い炊飯器なら、お米のランクを少しぐらい落としても美味しく焚けますので、結果的に節約になります。
美味しい炊飯器
炊飯器は、お米の代金と総合的に考えないといけません。

ただ一人分の炊飯をするのにはかなり無駄になります。洗う手間なども考えると、鍋か、電子レンジで焚いた方が、合理的です。

鍋での炊飯の仕方

一人分程度ですので、小さめの鍋に水加減その他は同じに入れます。蓋をして、沸騰までは強火。沸騰したら中火に。水が無くなる頃から、弱火で蒸らします。

乾燥機

せんたく物の乾燥機は、電気をかなり使います。生地によっては痛みますし、天日に干しましょう。
梅雨時などで、乾燥に困っている状況がいつもなら、小さめの部屋(脱衣所など)で干して、除湿機を使った方が安く済みます。除湿器自体は安いものなら、2万円ぐらいで買えます。楽天で除湿機を見てみる
ただし、除湿機は乾燥にある程度の時間が掛かります。

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