東洋系占いの特異性

陰陽五行説から言えば、世の中の全ての物は、五元素で出来ています。
水、金、火、木、土の五つを言います。実際のものと言うより、現す基本概念と考えて下さい。

金から、水が生じ、水から、木が生じ、木から、火が、火から、土が、土から金が生じます。
それぞれ陰陽があって、組み合わせとして10通り出来ます。これを十干と言います。これは空間を現します。

生命を示す木を現す木星の公転軌道を12分したものが十二支です。12年になります。これは時間を現します。
ちなみに十二支は動物とは関係ありません。牛は丑であって、すべて漢字が違いますね。大衆に分かり易い説明であって、実際の十二支は植物の芽が出て枯れるまでの時間経過を現します。

十干と十二支を組み合わせると120になりますが、陰の物は陰に、陽の物は陽に組み合わされる法則により、60通りが出来ます。一回りが60になります。還暦が60になる由縁です。

西洋占星術の元になった東洋占星術は、五行を現す五つの惑星を使って占います。五元素を考えますが、肉眼で見えない惑星は重要ではないとの考え方もあり、その他の惑星は無視します。

易を始めとした東洋系の占いは、その背後に東洋哲学があります。哲学から占いが形付けられています。
たとえば東洋系の占いのほとんどにその概念が入っている、空亡。算命学で言えば、天中殺、フランスではネアンとも言う空亡は、時空間の組み合わせの概念から生まれています。

空間を現す十干と時間を現す十二支を組み合わせると、二つ余ってしまいます。時間のみが存在して空間の無い状態、それが空亡です。六星占術はたぶんこれを抜きだし、改変したものです。

このように東洋系占いは、哲学と切っても切れない関係です。
単に占うだけでなく、その人の現在の状態の哲学的意味、何を準備する時であるか、その背景を呈示します。それは西洋系の占いとは際だった違いです。私感では僅かにタロットにその痕跡があるのみです。

たとえば、この配置の時にこう言うことがあったから又そうなる可能性があるとの、データー取りに終始する西洋占星術では、地球軸の歳差運動によって、13星座にずれてしまい混乱を体しています。これはどちらが勝れているか、それを呈示するものではありません。その性質を語っています。 星占いは13星座?を参照。

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