家を持つ

マンションを買ったり、一戸建を買ったり、建設したりするのは一生に何度も無い大きな買い物です。

マンション購入について

マンションを買う場合、何に一番注意しなければならないのでしょうか。

先ずは、そのマンションに関る設計会社と施工管理会社と施工会社(建設会社)が分かれている事が非常に重要です。
広告やパンフレットのどこかに必ず書いてありますので、始めに確認して下さい。設計と施工管理は同じ会社と言うことも多いのですが、これは良しとします。しかし、施工会社と施工管理会社は別々である必要があります。

通常、設計事務所、又は設計施工管理の人間と、施工会社の現場監督が建築現場に詰めます。施工会社は常に監査されます。
建築と言うのは現場単位の採算(損益)で成り立ちます。施工会社と施工管理が同じ会社では、利害が一致し、なれ合いでどのような施工が行われるか、まったく分からないからです。怖くて買えません。(注、竹中工務店の施工管理部門は社内の立場にとらわれず、独立して施工管理をするのが非常に有名で、同じであっても安全率は高いと思われます。)

パイプスペース

通常、PSと略されます。給排水管を通すスペースです。デザインや採算や室内の広さの確保のために犠牲にされ易いスペースです。しかし、ここが充分に確保して無いと、将来大変な事になります。コンクリート躯体の寿命に比べて、配管類の寿命は短い為に、やがて配管の交換が必要になりますが、充分な広さが無いと交換不能になります。

将来、そう言う場合に、どうなるかと言いますと、マンションの外壁を這わせて新しい配管を敷設しなければならなくなります。もちろんカバーを付けて配管がむきだしになるような事はしませんが、非常にみっともなくなり、資産価値は大きく減少します。
デザインが良いので買ったマンションが、将来、デザインどころか、見るに耐えない外観になる事もあります。

酷いマンションでは、壁や躯体に配管が埋めこんであるものもあります。

どうやって交換するのかまったく考えていないわけです。注意深く古いマンションを観察してみて下さい。たまに外壁にステンレスなどのボックスを長く這わせているマンションがあると思います。中に配管があり、交換時に外壁を這わせて壁に穴を空けて室内に通しているのです。もちろん工事費も余分に掛ります。

広さや高さで考える

4LDKとか、3LDKとかを気にする方も見えますが、ちょっと待って下さい。
世の中には3LDKより狭い4LDKなどいくらでもあるのです。面積(平米数)で考えて下さい。そう言うマンションのモデルルームでは小さな家具を置いて、広く見えるようにしています。このあたりは常識でしょうか。

しかし、これはどうでしょう。高さを寸足らずにしているマンションもあります。4階建しか出来ない高さに、5階建を詰め込むのです。高さも気にしてください。

通常、コンクリート天井に石膏ボードを張り、その空間部分に電気配管をするのですが、なんと天井のコンクリートに電気配管を埋めこんでいて、コンクリートに直に壁紙を張ってあるものもあります。見た目ではわかりません。天井を叩いて見て下さい。

ちゃんと二重構造になっていても、天井が低いものもあります。長く住んでいると圧迫感を覚えます。快適な住まいとはほど遠く、資産価値の少ないものです。

見えない所

見える所がしっかりしているは当たり前です。見えない所を見て下さい。
建築してしまってから確認できる場所は、バスルームの天井です。ユニットバスの天板を外して、ちゃんとしているか見て下さい。いい加減な施工でないか、また、隣の脱衣場などに天井を伝って湿気が行かないようにビニールかゴムの幕などがちゃんと張ってあるかなど。そのあたりがしっかりしていれば、他の見えない所もしっかりしている可能性が高いです。

一戸建について

建て売りの場合は、

マンションに準じて見て下さい。ただし、一戸建の場合は、施工会社と施工管理はどうしても一緒になりがちなのは仕方のないところかも知れません。(床の水平がしっかりしているかは、ビー玉などで確認して下さいね。)

家を建てる

建てる場合、地盤調査を必ずして下さい。街の工務店などではいきなり建ててしまう場合も多いようです。地盤が弱ければ地盤改良工事をしないと地震などでの安全が保てません。費用は掛りますが一番大切なものです。

大手プレハブメーカー(参考)

地震などを考えると大手のプレハブメーカーが比較的に安全です。なぜかと言いますと、 普通は基礎を作る場合、ベース基礎をコンクリートで打って、固まったらその上に布基礎を打ちます。鉄筋で繋ぎますが、その継ぎ目がどうしてもコールドジョイントになってしまいます。地震の時に外れてしまう可能性があるのです。型枠を木で制作するのである程度、仕方のないところでもありますが、型枠を剥がれ易くする薬剤がベースに付いて更に外れ易いと言う場合もあります。

しかし、同じタイプの住宅を千戸とか二千戸とか作る大手のプレハブメーカーは、何度も使える金属製の型枠を制作してしまうのです。
金属製ですので圧力に耐えますので、ベース基礎と布基礎を一度に打てるようになっています。コールドジョイントが無く、基礎が一体化しますので、全部が岩のような強いものが出来ます。また、必ず地盤調査はします。
これが大手プレハブメーカーが地震に強い理由です。(量産タイプで無いと大手でも金属製の型枠を制作しない場合もあります。)

基礎の時期

基礎を打つのは真冬や真夏は出来れば避けて下さい。コンクリートは施工によって強度が違います。あまり速く固まっても強度が出ませんので、真夏にはわざわざ固まる前に水を撒いて、硬化を遅らせる水養生をしたりします。
また、真冬にコンクリートが凍ると固まっても強度が出ません。分かっているはずなので、投光器で夜中じゅう照らしたり、何かで保温の措置を取るはずですが、出来ればそのような時期はしないほうが良いに決まっています。

着工の時期を考えるだけで安心感があります。

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