有名な野球選手や経営者などが、何かの迷いがあると、座禅堂に籠り、座禅をしている姿などが、テレビで紹介される事もあります。
また瞑想をされる方もいます。
なぜ、彼らはするのか。また、人々はなぜ座禅や瞑想をするのか。
もちろん、非常に有用な作用があるからです。
瞑想の達人になりますと、良いアイディアが浮ぶようになるだけでなく、何か不思議な事に、世の中が自分の都合の良い動きまでしてくれるように成るそうです。
簡単に瞑想が出来る自己催眠
脳は成功や開運に密接な関係があります。
脳の潜在意識の力が、色々な事象を統合し、分化し、あなたの前に解決策や進む方向を示してくれる事も多いのです。
潜在意識は基本的にバックグラウンドで働きますので、活性化する為に、瞑想状態が非常に効果的です。
自己催眠
瞑想や座禅と良く似たものに、自己催眠があります。
自己催眠は、座禅や瞑想状態とまったく同一とは言えないまでも、非常に近いものです。
脳波を計って見ても、同じような状態です。
たとえば、人が安静にしているとα波が出ます。正確に言えば、α波もたまに出ている状態になります。ちなみにα波ばかりなら、普通では気絶状態です。
瞑想や座禅、自己催眠などをすると、α波が出易くなります。強いα波(周波が低めのもの)も出ます。Θ波もたまに出る事があるようです。
つまり、通常の状態では無い、普通の状態ではない、特異な脳波になります。
簡単な瞑想の方法とは
座禅とか、瞑想は難しいとも言えます。しかし、意外に簡単だとも言えます。
自己催眠の方法を使えば良いわけです。
自己催眠は、催眠状態に現われる身体の変化を自分で作り出し、自己的な催眠状態を意志で作り出すものです。
•手や足が重くなり、暖かくなります。
•心臓がゆっくり動き、呼吸が深く、楽になります。
•みぞおちあたりが暖かくなり、額が涼しくなります。
これを意志で、思いの力で作り出し、催眠状態に入ります。自己催眠では意識はあります。瞑想や座禅と同じです。ですから、他者催眠とも違います。
ですから、腕や足が重くなったと、重さを感じて下さい。
自己催眠では、腕が重い、腕が重いと、自分で暗示を掛けます。それが出来るようになれば、暖かさを感じます。
心臓がゆっくり動き、呼吸の楽さを感じます。みぞおちのあたりに暖かさを感じます。
(腕が重い状態だけで充分です)
一番大切なのは、呼吸法です。複式呼吸で、深く、ゆっくりと大きく。これで、自然に、自己催眠状態、瞑想状態に入ります。
目は閉じていても、開いていても構いません。閉じていると雑念が浮び易いので、座禅などは、半眼で行います。
しかし、どちらでも構わないと思います。雑念を完全に防ぐことは、普通では難しいので、子細は気にする必要はありません。
服装は締めつけない衣類で、姿勢はゆったりとした感じで、椅子に深く腰を降ろします。又は、座禅のように足を組んでも構いませんが、あぐらでも結構です。
ベットか、ふとんに仰向けで寝た形でも構いません。
それでは本当に寝てしまうこともあるかも知れませんが、替わりに良い睡眠を得る訳ですから、その時は良かったと思いましょう。
安静にして、瞑想状態に入ると、シーンと、特有の耳鳴りのような音を感じます。
その状態を維持して下さい。
これは、瞑想と自己催眠のノウハウを合わせたようなものですので、終わったら、催眠を解きます。でないと、ぼーとした状態が続いてしまいます。
手足の屈伸運動を少しします。これで催眠状態が解けます。
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開運と瞑想
厳密に言えば、座禅と、瞑想と、自己催眠が同じものであるかは分かりません。
それぞれの専門家は、違うと言うでしょう。
しかし、ほぼ同じ効果があると思います。
何かに行き詰まった時、良いアイディアも浮びます。突破口も分かります。
心が疲れた時にも癒されます。
そして、些細な事にもこだわらなくなります。これら全て、開運に良い作用をします。